知って好きになる!ヒップホップの歴史と秘められたパワー

ヒップホップは今ではメジャーな音楽ジャンルの一つとなり、世界中で愛されています。
しかし、ヒップホップは生まれてからまだ半世紀も経っていないのです。
ヒップホップは、1970年代にニューヨークで生まれました。
その一角であるサウス・ブロンクス地区は貧しい黒人が住む町で、治安が悪く、犯罪が横行していました。
しかし、それは貧富の差や有色人種に対する差別等社会的な問題のために、生活を守るために引き起こされる犯罪でした。
また、仕事に就いていても生活は厳しく、その町の住民たちは世間の流行から隔離されていたのです。
その最中、ディスコで遊ぶことができないアフリカ系の若者たちは、外に機材を運んでは曲をかけラップを披露し、踊り、パフォーマンスを楽しむようになりました。
このブロック・パーティーと呼ばれた集まりからミュージシャンとしての頭角を現す若者が現れるようになったのです。
暴力や麻薬が無意味であること、なぜ平和が訪れないのか等のメッセージが込められた新しいミュージックは人種や国境を越え、世界中に広まって今日に至ります。
ヒップホップはただの音楽ではなく、虐げられていた人々の魂、そして差別や困難に抵抗し戦っていくパワーが込められているのです。